2017年1月25日水曜日

「米国」を「日本」に置き換える

 20XX年の日本。歯に衣着せぬ発言で物議をかもし、ポピュリストだと批判された政治家CS氏が率いる政党が衆院選で大勝し、首相に選出されたCS氏が次のような就任演説をした。(トランプ氏の就任演説中の「米国」を「日本」に置き換えて微修正しました)

 日本人はいま我々の国を再建し、全ての日本人に未来を約束する国を挙げての偉大な努力に向けて結集した。我々は、この先の日本と世界の道筋を決めることになる。

 今回の選挙は非常に特別な意味を持つ。我々は単に政権から政権へ、党から党へと権力を移行するのではなく、永田町や霞ヶ関からあなた方、日本人に権力を戻す。

 あまりにも長い間、永田町や霞ヶ関にいる少数の者たちが既得権益を独占し、人々がそのコストを負担してきた。政治家たちは繁栄したが、雇用は流出し、工場は閉鎖された。支配階級は自らを守ったが、日本国民を守らなかった。

 永田町や霞ヶ関の勝利と成功は日本国民の勝利と成功ではなかった。彼らが東京で贅沢をしている間、苦しい生活をする日本中の家族には祝うものなどなかった。

 それは全て、今から変わる。今日ここに集った全ての人々、日本中で見守っている全ての人々、日本はあなた方の国だ。本当に重要なのは、人々が政府を支配することだ。これまで忘れられていた人々は、もう忘れられることはない。

 この変化の中心にあるのは、国家はその市民に仕えるために存在するという重要な信念だ。しかし、あまりにも多くの日本人にとって異なる現実が存在する。都会で貧困にあえぐ母親と子供たち、日本中に散在する廃工場。若く素晴らしい生徒たちに十分な知識を与えない教育制度。

 何十年にもわたり、我々は日本の産業を犠牲にして中国など外国の産業を富ませてきた。日本のインフラが荒廃と衰退に陥るなか、世界での援助に何兆円も費やしてきた。

 日本は他の国を豊かにしたが、我々の富、力、自信は消耗した。工場は閉鎖され、海外移転され、取り残された何百万という日本の労働者は見捨てられ、中流層の富が奪い取られ、世界中に再分配された。

 しかし、それは過去のことだ。今日から、新しいビジョンがこの国を支配する。今日から「日本第一主義」を実施する。貿易、税、外交と、あらゆる決定は、日本の労働者と家族に恩恵をもたらすために行われる。

 我々の仕事を盗み、富を奪うという外国の破壊行為から日本を守らなければならない。産業の保護こそが素晴らしい繁栄と強さにつながる。日本は再び勝ち始めるだろう。我々は職を取り戻す。富を取り戻す。そして夢を取り戻す。

 この日本全域に、新しい道、高速道路、橋、空港、トンネル、鉄道をつくり、福祉に頼る生活から人々を抜け出させ、仕事に戻らせる。我々自身の手と労働力で日本を再建する。我々は「日本製品を買い、日本人を雇う」という簡単な2つのルールに従う。

 我々は世界の国々に友好親善を求めるが、それは全ての国が自己利益を第一に考える権利を持つという理解の上でのことだ。我々の生き方を押しつけない。しかし、誰もが従う模範として、それを輝かせる。

 我々は野心的に考える必要がある。より大きな夢を見なくてはいけない。日本では「生きる」とは「努力を続ける」ことを意味する。

 意見を言うだけで行動を起こさない政治家や、批判することが仕事になっているような政治家たちには容赦しない。中身のない対話の時代は終わり、行動を起こす時が来た。日本人の闘志、精神が乗り越えられない課題は存在しない。日本は再び栄え、豊かになる。

 全ての日本人に告ぐ。大都市に住んでいようが、小さい町に住んでいようが関係ない。北の果てから南の果てまで、全ての国民にこの言葉を聞いてほしい。

 あなた方が無視されることは、もう二度とない。あなた方の声、希望、夢が、日本の未来を形作る。未来への道を導くのは、あなた方の勇気、良心、そして愛だ。

 一緒に日本を再び強くしよう。再び豊かにしよう。再び誇りの持てる国にしよう。そして、一緒に日本を再び偉大な国にしよう。

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