都会に住む人に人気の移住希望先(2019年)は1位長野県、2位静岡県、3位北海道、4位山梨県、5位新潟県だという。長野県が人気1位の理由として、豊かな自然、広い土地が確保できる、移住者に対する自治体の支援が充実している等が挙げられ、静岡県では、温暖な気候、交通の便がいい等が人気理由の上位に来る。
北海道は移住先として年々順位を上げている。豊かな自然、夏が暑すぎず快適な気候、良質で豊富な食材、広い土地が確保できる等に加え、自治体が移住者受け入れに積極的になったことが奏功しているようだ。さらに、スギ花粉症から逃れることができることや道内観光に出かけやすくなることも魅力とされる。
一方で、冬の寒さや降雪に対する不安から、北海道は旅行先としてはいいけど住むのは嫌だという人も少なくないという。本州各地にも豪雪地帯があり、降雪量は北海道が飛び抜けて多いわけではないが、冬に寒い日が続くことでは北海道が一番だ。
暑さ寒さなど気温は人間にストレスを感じさせる。寒さにストレスを感じる人が北国に移住したなら、冬の寒さに移住したことを後悔するだろう。寒さは暖房や着衣で調節できるとはいえ、ふとした時に感じる寒さまで防ぐことはできず、そのたびにストレスを感じるなら心の重荷になろう。
寒くなっても北国の冬だから仕方がないと考え、雪が降ると冬だから当然だと思い、寒さを感じたら1枚また1枚と重ね着することに抵抗がなく、野外での肌を刺す寒さや雪景色は冬の季節感に欠かせないと感じるような人なら、北国に移住しても住み続けることができよう。
暑さにストレスを感じる人にとって、例えば東京の梅雨の時期から夏、秋と続く季節は苦痛だろう。湿度が高いので気温が高くなると肌に粘りつくような暑さが続き、夜中でも気温が下がらない。都会にはストレス要因が多いが、そこに高温多湿が加わるので、夏の東京で人はストレスにまみれて暮らす。クーラーが存在しなければ東京の過密化は抑制されたかもしれないな。
移住先として重視する要件は年代によっても違う。リタイアした年配者なら病院の存在、現役世代なら就業先の存在、子育て世代なら学校の存在を重視するという。東京には大量の就業先があり、多くの病院や学校がある。いくら暑くても移住希望先として東京のダントツの人気は揺るぎそうにない。
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